【赤ちゃんの湿疹】♯4 出たり消えたりを繰り返す湿疹!?原因は不明で治るかもわからない温熱蕁麻疹だった?
こんにちは!
NIMOCOです。
いつもご訪問ありがとうございます!
今回は、 体温が上がると発症する湿疹についてシェアしていきたいと思います。
お話の前に、これは個人的な記録です。
専門知識については不知案内なのでご了承ください。
【1】出たり消えたりを繰り返す湿疹!?原因は不明で治るかもわからない温熱蕁麻疹だった?
体温の状態で出たり消えたりを繰り返す湿疹があるという事を、わたしもずっと知りませんでした。
「温熱蕁麻疹(おんねつじんましん)」は珍しいタイプの蕁麻疹で、発症メカニズムがよくわかっていません。
また、いつ治るのか、これから悪化するかすら分かっていない皮膚の病気です。
この話に対して納得出来る方も居れば、首を横に振る方も居ると思います。
しかし、ここだけの話ですが、温熱蕁麻疹は付き合い方さえ知っていれば、そこまで絶望する程の病ではないと思います。
【2】湿疹の状態
①顔周辺がぷくぷく腫れる
湿疹が出始めたのは、おそらく生後7〜8ヶ月頃だったと思います。
きっかけはお昼寝の後、明らかに「何かに刺された様にいびつな形をして盛り上がった湿疹」が、眉毛や眉間、もみあげや髪の生え際などに広がっていたところから始まりました。
ミミズ腫れのようにぷくぷく連なってもいました。
(え…ダニ?)
蚊に刺された直後の状態にも似ていましたが、それにしては腫れている箇所が多過ぎる気がして、ダニくらいしか原因が思い付きませんでした。
とりあえず、寝具を片っ端から全て洗い、天日干しもしましたが全く効果はありません。
特に思い当たる節もなく、離乳食にアレルギー27品目を何個か食べていた時期だったので、アレルギー反応の一種なのかと思うようになりました。
しかし、新しい品目を食べたわけでも、量を増やした訳でもない日にも、謎の湿疹は続きました。
(…なんだこれ?)
それもなぜか、口の周りや体には出ない湿疹で、しばらくすると跡形もなく消えてしまうのでした。
小児科にも診せられず、発症も不定期だったため、以前アレルギー反応で処方された塗り薬を塗ってみたりもしましたが、一向に治る気配はありません。
▽お薬手帳より
キンダベートは、湿疹や皮膚の炎症やかゆみを抑える薬です。
プロペトは、皮膚を保護するために用いたり、軟膏の基剤として用います。
▽アレルギー反応で湿疹が出た時のお話
お昼寝の時に毎回湿疹が出てしまう訳でもなく、出たり出なかったりしていました。
本人は元気そうだったので、とりあえず様子を見る事にしました。
②ギャン泣きで湿疹
最初の頃はお昼寝の時だけでしたが、そのうち泣いている時にも湿疹が出るようになりました。
(え?…泣いても出るの?!)
泣いた時とお昼寝の時との、共通点が全くわかりません。
しかし、それからも泣くたびに湿疹が出てしまうようになり、「寝具で寝る=湿疹」ではなく「泣く=湿疹」なんだという事がわかりました。
お昼寝の時に湿疹が出たり出なかったりしていたのは、寝起きに泣いたり泣かなかったりしていた為でした。
しかし、いままで何度も泣いた姿を見てきましたが、生まれてから一度もそれが原因で湿疹が出たという事はありません。
③お風呂上がりに湿疹
生後11ヶ月頃には、なぜかお風呂上がりにも同じ湿疹が出始めました。
しかも、泣いてすらいなかったので、状況は振り出しに戻された気持ちになりました。
④背中に赤い湿疹
それから、顔の湿疹に加えて背中にも湿疹が広がるようになりました。
これは、顔の湿疹とは全く別の状態で、赤い斑点のようなまだら模様が背中全体に発症します。
湿疹に立体感はなく、皮膚がただ赤くなるという状態でした。
この時点まででわかっていた事は、顔の湿疹は全て同じような感じで、背中の湿疹は赤い斑点だという事です。
また、全ての湿疹はおよそ30分ほどで跡形もなく引いてしまうため、病院に行っても一番ひどい状態を診せられないという事でした。
撮影も試みましたが、泣いてる状態やお風呂上りには撮影どころではなく、また、撮ったところで状態をうまく映す事が出来ませんでした。
ネットで調べると「温熱蕁麻疹(おんねつじんましん)」という言葉に出会いました。
▽温熱蕁麻疹について
▽上記サイトより引用
- 温熱蕁麻疹(おんねつじんましん)とは、体温より温かいものや温風に触れることによって皮膚の温度が上昇し、それが刺激になって蕁麻疹が出る皮膚の病気です。
- 物理性蕁麻疹の一種に属する珍しいタイプの蕁麻疹で、発症メカニズムがよくわかっていません。
- 温熱刺激を受けると、皮膚に境界線のはっきりした膨疹(ぼうしん:皮膚の盛り上がり)ができ、赤みやかゆみを伴います。
本人は痒がっている様子はありませんが、泣いたりお風呂に入ったりして、体温が上昇したタイミングでの発症は、温熱蕁麻疹だと言われればつじつまが合いました。
まさに、ここに記されている通りの現象が起こっているのです。
【3】小児科に行った
たまたま予防接種とタイミングが合ったので、注射でギャン泣きの直後に小児科で診察してもらいました。
しかし、湿疹は体温がある程度上昇してからでないと発症しないようで、一番酷い状態を診せる事ができませんでした。
仕方なく、今までの状況を一から必死で説明しました。
診断の結果、おそらく温熱蕁麻疹で合っていると言われましたが、その湿疹は「どうしたら治るのか」という事まではわかっていないのだそうです。
大人になってから治る人もいれば、このまま治らない人もいて、どうなるかすら分からないのだそうです。
とはいえ、最悪の状態ではないらしいので、それがわかっただけでもとりあえず安心しました。
▽以前あじわった最悪の状態のお話
一応アレルギーの薬を処方させる事になりましたが、効果はかわからない為、飲んでも飲まなくてもいいと言われました。
ただ、もしかすると本人が楽になるかもしれないとも言われたので、試してみる事にしました。
ちなみに、「湿疹」と「蕁麻疹」は厳密には違うようですが、この記事は最後まで「湿疹」と統一させてください。
▽湿疹と蕁麻疹(じんましん)の違いについて
▽上記サイトより引用
湿疹と蕁麻疹はどちらも皮膚が赤くなって痒くなる病気ですが、蕁麻疹は突然、急に痒くなることが多いです。
○日○時に急に痒くなった、ということを思い出すことが出来ることが多いほどです。
それに対して湿疹は徐々に進行していきますので、いつ頃発症したか思い出せないことが多いです。
蕁麻疹は全身のあちこちに症状が出ては消えるのに対して、湿疹の場合は発症した特定の位置に症状が続きます。
また蕁麻疹は数時間以内に一旦消えてしまうことが多いのに対し、湿疹は数日から数時間続くことが多いです。
湿疹の場合は皮膚の表面がカサカサざらざらし、赤いぽちぽちがあったり、良く見ると水疱が出来ていたりする場合があります。
治った後は色素沈着になることがあります。
蕁麻疹の場合ですと、「蚊に刺された」様なぷくっと盛り上がった発疹となり、数時間後に消えた後は特に色素沈着を残すことはありません。
【4】飲み薬
▽お薬手帳より
フェキソフェナジン塩酸塩は、アレルギー性鼻炎、じんましん、かゆみを改善するお薬です。
①服用について
処方させた飲み薬は、「いちごヨーグルト味」の粉薬で、1日2回朝食後と就寝前に服用するように言われました。
②飲ませ方
粉薬に適当な量のお湯(水可)を入れて、スプーンで飲ませます。
▽薬の飲ませ方について詳しく紹介したお話
赤ちゃんは食後だと飲まない可能性があるので、食前に飲ませるようにと病院で言われました。
ちなみに、薬が苦手な子はかなり薄めて飲ませるか、逆に少量の水で溶いて、1〜2口で飲み込ませるのがいいそうです。
また、「薬は絶対にミルクに混ぜてはいけない」と言われた事がありますが、今回の薬は「ヨーグルトやアイス、お茶やジュースに混ぜても構わない」と言われました。
(その前に、薬ってお茶やジュースで飲んでいいの?!笑)
大人の薬と子どもの薬が違うせいなのか、はたまた技術の進歩なのかよく分かりませんが、とにかくそこに驚きました(笑)
ヨーグルトは食べさせていたので混ぜようかとも思いましたが、ヨーグルト自体を嫌いになられては困るので、水から試しました。
うちの子は薬が好きらしく、水でも喜んで飲んでくれたので助かりました。
水を加えてから時間が経つと、苦味成分が出て来るらしいので、飲む直前に水に溶くように言われましたが、薬自体は水に全く溶けません。
溶けないままスプーンで飲ませていました。
また、口の中に薬が残ったまま放置すると、同じく苦味成分が出てくるので、薬を飲んだら必ず他の飲み物も飲ませるようにとも言われました。
これは、アレルギーの薬に限らない話だと思うので、覚えておいた方がいいと思います。
【5】回復状況
①薬の効果はいまいち
処方された薬を飲ませてみましたが、即効性は感じられなかったです。
湿疹が少し軽減させてる気もしましたが、トータルとしてこれと言った変化は感じられなかったです。
ところが、薬を続けてしばらくすると頬に謎の湿疹が出始めました。
しかも、時間を置いても治らない湿疹で、アレルギーの薬を一度休む事にしましたが、中々よくなりませんでした。
その後、頬の湿疹はいつの間にか治ったのですが、アレルギーの薬を休んでから時間が経ってしまったので、そのまま止めてしましました。
②経過観察中
あれから、特に改善や悪化などの変化は感じられませんが、元々原因不明だと言われていたので、仕方ないかなと思っています。
温熱蕁麻疹は命に関わる病気ではないようなので、このまま気長に付き合って行こうと思っています。
ただし、泣いた時に温熱蕁麻疹を見慣れない人にタイミングよく出くわすと、ひどく心配されるので説明がめんどくさいという事がいまは悩みです。
子どもには、わかるようになったらゆっくり説明していこうかなと思っています。
【6】結論
体温の状態で出たり消えたりを繰り返す湿疹があるという事を、わたしもずっと知りませんでした。
「温熱蕁麻疹(おんねつじんましん)」は珍しいタイプの蕁麻疹で、発症メカニズムがよくわかっていません。
また、いつ治るのか、これから悪化するかすら分かっていない皮膚の病気です。
この話に対して納得出来る方も居れば、首を横に振る方も居ると思います。
しかし、ここだけの話ですが、温熱蕁麻疹は付き合い方さえ知っていれば、そこまで絶望する程の病ではないと思います。
【7】お知らせ
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