【臍ヘルニア】生後1ヶ月の赤ちゃんのお臍がキュルキュル鳴る!泣くたびに膨らむお臍の治し方
こんにちは!
NIMOCOです。
いつもご訪問ありがとうございます!
今回は、 臍ヘルニアは気づいた時点で早めに小児科に行って治療を始める事が、
とても重要であるという事についてシェアしていきたいと思います。
お話の前に、これは個人的な記録です。
専門知識については不知案内なのでご了承ください。
【1】はじめに
膨らんだお臍はそう簡単には戻りません。
もう少し早く行動を起こしていればとも思いますし、それでも現状は変わらなかったのかもしれません。
この話に対して納得出来る方も居れば、首を横に振る方も居ると思います。
しかし、ここだけの話ですが、何もしないで放置するより、小児科に行ってよかったと思っています。
いまは2歳まで様子をみて、将来の為に手術していくべきなのかを考えていきたいと思っています。
【2】膨らむお臍
①出べそ出現
1ヶ月健診を終えて少し経つと、泣くたびにお臍が少し膨らんでいる事に気が付きました。
それから、どんどん大きくなっていると気付いた頃には、ギャン泣きすると呼吸に合わせて大きく膨らみ、まるで水風船のようでした。
衣服に擦れるだけでキュルキュル音が鳴り、今にも破裂してしまいそうになる事もありました。
大きさはだいたい500円玉くらいで、泣いた時だけ膨らみ、それ以外はシワシワになってしぼんでいました。
②臍ヘルニアなるもの
怖くなってネットで調べてみると、「臍(さい)ヘルニア」という言葉が出てきました。
臍の緒が取れた後に、お臍が出てしまう状態を臍ヘルニアというのだそうです。
臍の緒があった部分の筋肉が完全に閉じきるまでの間は、お臍の中に穴が空いていて、そこからお腹に力を入れた時に腸が飛び出てお臍が膨らんでしまいます。
生後1ヶ月頃から赤ちゃんの5~10%にみられ、生後3ヶ月頃まで増大するそうです。
ヘルニアと聞くと、腰や首が痛くなり慢性的に治らないというイメージで勝手に解釈していました。
しかし、本来は体内の臓器が元々あるべき部位から突出してしまった状態の事を言うようです。
そのため、痛いから「ヘルニア」という訳ではないのだそうです。
臍ヘルニアの治し方を探してみると、「ほっといても治る」とか、「臍に5円玉を絆創膏で貼る」だとか、かなり原始的な回答ばかり(苦笑)
結局のところ、とりあえず今すぐ病院に行かなければならない程の緊急的な病気ではないようでした。
その頃は、生後1ヶ月そこそこでまだかかりつけ医も決めていない時期でした。
「子どもが多い場所=風邪をもらう」というイメージが強くて、小児科に行く決断がなかなか出来ないでいました。
【3】ネット情報よりかかりつけ医
生後2ヶ月を過ぎた頃、予防接種をきっかけに初めて小児科へ連れて行きました。
注射の前の軽い診察の時に、臍ヘルニアを診てもらうと、「ほっといても治るけど、ほっとくと皮が伸びて大きな状態で残ってしまう」と言われました。
臍ヘルニアの「治る」という概念は、単に膨らまなくなるという事であり、元の大きさに戻る事ではないのです。
治る、元の大きさに戻るのだと思い込んでいただけに、それはとてもショックでした。
「昔は5円玉を絆創膏で貼ってかぶれたりしていたけど、いまは簡単な治療でよくなるけどどうする?」と言われ、迷わず治療を進めてもらう事にしました。
【4】治療法
①スポンジとシールで治す
いまは、お臍にスポンジ付きのシールを貼るだけの簡単な治療で治していけるそうです。
スポンジは、臍の直径と同じくらいのサイズの小さなスポンジで、片面に両面テープが付いたものです。
シールは、点滴の針の固定用でも使われる透明で薄いシールで、片面が両面テープ、もう片面は形が崩れないようにフィルムがくっ付いていました。
簡単にいうと、絆創膏の真ん中のガーゼ部分がスポンジで、茶色いシール部分が透明なシールになった感じで、大きな絆創膏をつくります。
これで、お臍が飛び出さないように押さえ込んで治すのです。
かなり原始的(笑)
やり方は、お臍を穴の中に全て指で押し込んで、蓋をするイメージでスポンジを穴の中に入れて、最後シールで固定します。
飛び出たビックリ箱を戻す時に似てます(笑)
でも、これがかなり難しいのです。
この時、しっかりお臍を中に押し込まないでシールを貼ってしまうと、ちょっと泣いただけで、まさにビックリ箱みたいにお臍がボンっ!と出てきます(笑)
はい、やり直し(笑)
シールは、3日に一度のペーストで貼り替えをします。
その間、湯船につかっても大丈夫です。
②貼り方のコツ
うちの子の場合、体を固定されるのがとても嫌いで、いつも泣いて臍を中に押し込んでも直ぐに膨らんでしまい、何度もやり直しになっていました。
まず、1人で貼るのはムリです(笑)
夫婦2人での作業をおすすめします。
シールは一度貼ると貼り直しが効かないですし、少しでもよれたり、中に空気が入ると1日も保たずに剥がれます。
最初の頃は、シールが足りなくなって追加分を貰いに小児科に行った事もありました。
ここで、我が家の必勝法をご紹介します(笑)
貼り替えのタイミングは、お臍をしっかり洗ったお風呂上がりがおすすめです。
お臍の周りに油分や水分があると、シールが剥がれるので、体にクリームを塗る前に貼ります。
もちろん、大人の手の油分や水分も同様に注意です。
まず、シールを貼る係の人とミルクを飲ませる係にわかれます。
それから、透明なシールの片面のテープと、スポンジの両面テープを取って、2つをくっ付けておきます。
赤ちゃんを仰向けに寝かせてミルク(母乳でも可)を飲ませます。
母乳の場合は添い乳にして寝かせてください。
抱っこでも貼れますが、お腹の皮がたるんでると失敗する確率が上がるので、仰向けに寝かせた方がいいです。
うちは夫がシール貼りの名人(笑)で、わたしが添い乳をしてる間に、ささっとシールを貼ってくれていました。
赤ちゃんにミルクを飲ませ始めたら、お臍を指で中に押し込みます。
スポンジを入れるまで、お臍の穴がキレイに空いている状態がベストです。
途中で笑ったり泣いたりしてお腹に力がかかると、直ぐにお臍が膨らんでしまうので、膨らんだまま無理矢理貼らず、しっかりと中にお臍を押し込んでください。
機嫌が悪い時は貼るだけムダなので、時間をあけて貼った方がいいです。
お腹の穴がキレイに空いたら、先程シールと合わせておいたスポンジを穴の中に押し込みます。
シールは空気やシワが入らない様丁寧に貼り付けます。
③再診
最初の1ヶ月頃は、割と大きなスポンジをテープでとめていました。
次の診察で臍の状態を診てもらい、シールの失敗が絶えないのでシールを多めに欲しいと言うと、ひとまわり小さいスポンジに替えて治療を続ける事になりました。
再診は月に1度程度で、予防接種と日取りを被せながら通っていたので、そんなに大変には感じませんでした。
【5】治癒過程
膨らみきった水風船のようだったお臍は、治療1ヶ月でしぼみはじめました。
治療2ヶ月で少しずつ潰れて、治療3ヶ月頃には臍の穴も小さくなっていきました。
【6】経過観察
①4ヵ月頃に終了
治療を続けて4ヶ月頃(生後5ヶ月)になると、寝返りが激しく、お腹のシールも自分で触れるようになりました。
その為、お風呂に入るとすぐに剥がれてしまいます。
3日に1度の交換で貰ったシールだったので、毎日貼り替えていては枚数が全然間に合いません。
その為、訳を話して多くもらえないかと小児科に頼むと、なんとそこで治療終了となり、経過観察という形になってしまいました。
お臍の状態がだいぶよくなって来ていると言っていましたが、寝返りが激しくなるとシールでの治療は難しいという理由でした。
(えーーーー!!!言わなきゃ良かった!涙)
シール治療の他の手立てはなく、あとはただ見守る事しか出来ません。
希望を失った気持ちになりました。
正直、お臍の状態は完治としてはまだまだで、ちょっと出てるかなという印象がありました。
でも、最初の頃に比べると、大きさは歴然!かなり小さくなっていました。
あとは、腹筋がついてくると、もう少し良くなるとのことでした。
②2歳頃に治療の続行を検討
検診や予防接種のついでに何度かお臍の状態を診てもらいましたが、これ以上の治療はないようで、2歳まで様子を見る事しか出来ないそうです。
2歳頃になってもどうしても気になるようなら、形成外科に行ってお臍の伸びて余った皮を切ってもらうかを検討する事になりました。
それから、いまの時点で形成外科に行っても、2歳までは待つようにと、きっと同じ事を言われるだろうとも言われました。
手術をするにしても、しないにしても、いまは見守る事しか出来ないようです。
女の子より意外と男の子の方が上半身を見せたりする機会も多いので、個人的にはお臍は大事なのかなと思っています。
しかし、切開して痛い思いをしてまで治すべきなのかはとても難しいところです。
③泣きすぎて再び膨らむ
臍ヘルニアの治療が終わってまもなくした頃、
尿路感染症という病気になり、これ以上ないくらい大泣きして3日くらい過ごしてたら、突如お臍が再び膨らみ始めました。
それはそれは動揺したのですが、とりあえず気付いた時にお臍をお腹の穴の中に押し込むようにしていたら、いつの間にか膨らむ前のサイズに戻っていました。
膨らんでから1週間くらいで戻ったと思います。
しかし、それ以来泣き過ぎるとお臍が出てきてしまうようになってしまいました。
④1歳を迎えて
1歳を迎えて、歩いたり、走ったり、腹筋はそこそこ付いてきたはずなのに、特別良くなったという印象はありませんでした。
それとは裏腹に、お臍の穴はどんどん小さくなって来ました。
大泣きでお臍が膨らむ事はなくなりましたが、お臍はいつもちょこんと出っ張ったままです。
傍から見たら、ちょこんと出っ張ったお臍はとても愛らしいのですが、大きくなった時どうなのだろうと考えてしまいます。
【7】結論
膨らんだお臍はそう簡単には戻りません。
もう少し早く行動を起こしていればとも思いますし、それでも現状は変わらなかったのかもしれません。
この話に対して納得出来る方も居れば、首を横に振る方も居ると思います。
しかし、ここだけの話ですが、何もしないで放置するより、小児科に行ってよかったと思っています。
いまは2歳まで様子をみて、将来の為に手術していくべきなのかを考えていきたいと思っています。
【8】お知らせ
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