【1歳児の偏食】その対策のままで大丈夫?成長に合わせた工夫と環境づくりが大切!
こんにちは!
NIMOCOです。
いつもご訪問ありがとうございます!
✳︎偏食だと嫌いになったらもう食べてくれないの?
✳︎食卓に出しても、どうせ捨てるからもうやめた
✳︎ムリやり食べさせても、結局全部吐き出すんだよね
実は…
気になる方は続きをどうぞ…
わたしNIMOCOは、1歳児の子育てをしながら「育児の不安や悩み」をブログにまとめています。
今回もとても有益な情報ですので、最後までご覧ください。
- 【1】その対策のままで大丈夫?成長に合わせた工夫と環境づくりが大切!
- 【2】 気になったときのために手が届くところに置いておく
- 【3】そんなのムリと諦めたくなる気持ちはみんな同じ
- 【4】あとがき
- 【5】お知らせ
【1】その対策のままで大丈夫?成長に合わせた工夫と環境づくりが大切!
偏食の対策は、子どもの成長に合わせた工夫が必要になってきます。
成長に合わせているつもりでも、子どもによって好みは様々です。
①大きさや柔らかさが第一関門
口に入れた時に違和感を感じると、味付けがどうあれ吐き出してしまいます。
苦手な食べものは、細かく柔らかくが基本です。
特に葉物野菜は、クセがなくても繊維が多いです。
繊維が多い物や、圧力では柔らかくならない物は、みじん切りなどできるだけ小さくして食べさせてみましょう。
この時期は熱すぎたり、冷たくてもその刺激がきっかけで食べなくなってしまう場合もあります。
なるべく人肌に近づけてから食べさせましょう。
また、飲み込みづらいものや食感が苦手なものは、とろみを付けると緩和できるかもしれません。
②味付けは薄すぎても濃すぎても吐き出す
離乳食の延長のまま、いつまでも素材の味にこだわっていると、物足りなさを感じて吐き出してしまう場合があります。
少し濃い目の味付けの物に混ぜたり、好きな食べ物と一緒に食べさせると食べてくれたりします。
しかし、味付けが濃かったり、単純に甘いから食べるのかというと、そうとも限りません。
③手づかみ食べは子どもの知りたいを育てる
食べることは、心の成長にもつながります。
子どもは、マナーや時間ばかりを日ごろから注意され続けると、食べることへの興味を失ってしまいます。
吐き出したり、ぐちゃぐちゃにして遊んでいる行動もすべて含めて、食べることへの意欲へとつながっています。
また、食事は、子どもの「知りたい」を育てる、絶好のタイミングです。
しかし、手先をまだ思い通りに動かすことができないため、大人にとっては遊んでいるように見えてしまいます。
子どもの偏食を受け入れてしまうと、こうした成長が遅れてしまいます。
また、手づかみ食べは自我の獲得にもつながります。
「自我」と聞くとイヤイヤ期のイメージがあり、あまりいい印象を感じない方も多いと思います。
人は、自我がないと生きてはいけません。
手づかみ食べは、その自我の成長に関わってきます。
▽手づかみ食べついて詳しく解説しているお話
【1歳児の偏食】手づかみ食べは偏食に有効?食事は子どもの好奇心を育て心の成長にも関わる
④苦手なものはちょっとだけ
苦手なものを大量に出されてしまうと、圧倒されて意欲を失ってしまいます。
少量にすることで、何かの拍子に食べたり、ちょっと気になって口に運んでくれるきっかけにつながります。
また、食べさせる順番も大切です。
仮に好きなものだけを並べても、一番の好物の味を知ってからでは、他のものに興味を持たなくなってしまうということもよくあります。
⑤ほめられると自信がついて食事が楽しくなる
できたことに対してほめられることで自信がついていき、食事が楽しくなります。
興味や好奇心から、知りたいと自発的に動くことを探索活動といいます。
また、食事が楽しいということはとても重要です。
自発的にやりたいということには、出来る限りでいいので叶えてあげると、食事に対しての興味や意欲につながっていきます。
【2】 気になったときのために手が届くところに置いておく
食事をする環境づくりも、偏食を克服するにはとても重要です。
信頼できる大人と楽しく食事をすることによって、人を信頼する力、自分で考え行動する力がついていきます。
①おいしそうに食べられると食べてみたくなる
テレビでおいしそうに食べている姿を見ていると、自分も食べたくなることってありますよね。
それが、とても重要です。
「食べてくれない、イヤだな」という気持ちで見守っていると、どうしてもその感情が雰囲気で伝わってしまいます。
②他人に進められてもムリなものはムリ
苦手なものは、ムリに食べさせても逆効果です。
では、どうしたらいいのか。
それは、自発的に食べるのを待つのが有効です。
そんなので食べたら苦労しませんよね。
確かに。
しかし、ムリやり食べさせても、食べないときは食べません。
また、トラウマを作ってしまうと、さらに状況は悪化してしまいます。
③食べなくても毎回食卓に並べる
せっかく作っても食べてくれないと日が続くと、「一体何をしているんだろう」という気持ちになりますよね。
しかし、あきらめずに毎回食卓に並べることが大切になってきます。
大人も知らない国の料理と聞くと、何が入っているのか、どんな味がするのかわからなくて食べるのが怖いですよね?
わからないものは、誰だって怖いのです。
敏感な時期の子どもは、大人の何倍もその恐怖を抱えています。
こうする事で、苦手な食べ物の不安が取り除かれ、興味が湧いてきます。
実際に1歳の息子に試してみましたが、苦手なブロッコリーを何回かに一回は口に入れるようになりました。
いつもは苦手なものを仕分けながら食べていますが、時折り面倒になったのか一緒に食べることが増えていきました。
苦手意識はまだ残っていますが、吐き出す機会が減った感触はありました。
【3】そんなのムリと諦めたくなる気持ちはみんな同じ
①5人に2人の大人は嫌いな野菜を抱えている
偏食は、「突然始まったからいつか治るだろう」と淡い期待を抱いている方も多いです。
しかし、西友の調査データによると、3〜10歳の子どもを持つ1000人の親の中で、嫌いな野菜があると答えた人は全体の88.2%でした。
また、西友の調査データによると、600人中4割の大人は「苦手な野菜がある」と回答しています。
偏食や好き嫌いは、放っておいても基本的に治りません。
また、好き嫌いがあって困る大人も多く、親の好き嫌いは子どもにも影響してしまう恐れがあります。
▽偏食を放置してもいいのかについて詳しく解説しているお話
【1歳児の偏食】大人になっても治らない?5人に2人の大人は嫌いな野菜を抱えている
②割り切ってしまうと負の強化になる
「この子はこれが嫌いなんだ、何度やっても食べないもの」と割り切って諦めるのも一つの手かもしれません。
しかし、嫌いなもの吐き出したことで、そのものが二度と出てこなくなると、その行動は正しかったと認識してしまいます。
これを負の強化と言います。
ではどうするべきか。
しかし、言葉で言うほど簡単な話ではありませんよね。
しかも、毎食続けるのはもちろん骨が折れる作業で、現実的でもありません。
そのため、「1日1回苦手なものを1品入れる」と決めこみ続けるのもいいでしょう。
もちろん、体力的にきついときは、休んでしまってもいいと思います。
少しずつ継続的に続けることに意味があります。
【4】あとがき
偏食の克服は、「はいそうですね」と片付く話ではありません。
また、血のにじむような努力が先の見えないまま続くかもしれません。
この話に対して納得できる方もいれば、首を横に振る方もいると思います。
しかし、ここだけの話ですが、やるかやらないかはあなた次第です。
偏食を後回しにした結果もデータとして出ていますし、成長するにつれて難しくもなっていくでしょう。
よかったら参考にしてみてください。
【5】お知らせ
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